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観光業の誘致で広がるXR技術とは?

(はじめに)

4G環境から5G環境に変わることで、同時接続や通信速度など性能は各段に上がります。そのため、「VR」「AR」「MR」などXR技術を活用したサービスが続々と登場してくるでしょう。これらのXR技術を有効活用しやすい業界が「観光業」です。

観光業でXR技術を活用したツアーを開催すれば、多くの人を誘致できます。いかがでしょうか?XR技術に興味を持った方もいるのではないでしょうか?この記事では、観光業の誘致で注目を集めているXR技術について分かりやすく解説します。

そもそも「XR技術」とは?

XR技術とは何なのでしょうか?なぜ、注目を集め出したのでしょうか?ここでは、XR技術の概要と注目を集める背景にある5Gについて分かりやすく解説します。

5Gとは?

スマホの普及やビジネスの場でIoT導入がされ始めており、あらゆる端末がインターネットに接続されています。4G環境では同時接続によるパンクや通信遅延の恐れがありましたが、5G環境は同時接続数が向上しました。そのため、5G環境では通信遅延の心配がありません。

また、5G環境ではインターネット通信の速度が大きく向上するため、動画やゲームもサクサクと動くようになり楽しむことができます。5G環境に切り替わることで「VR」「AR」「MR」がより楽しめる時代を迎えようとしているのです。

XR技術とは?

XR技術とは「VR」「AR」「MR」のテクノロジー技術の総称をいいます。

[XR技術]

VR

(Virtual Reality)

仮想現実を意味しており、限りなく実体験に近い体験を仮想で行える。クローズドな世界にリアリティを高めた視覚映像を投影する技術

例)自宅でモデルルームの見学を体験する

AR

(Augmented Reality)

拡張現実を意味しており、日常生活に資格映像を投影する技術。

例)スマホゲーム「ポケモンGO」

MR

(Mixed Reality)

複合現実を意味しており、VRとARを組み合わせた技術。

コンピュータ上の仮想世界と現実世界を密接に融合させる。

 

5Gで拡大するメディア市場

(出典元:矢野経済研究所「国内XR(VR・AR・MR)360°動画市場規模予測」)

5G環境で通信速度や同時接続が向上したため、XR技術を活用したサービスが続々と登場すると予測されています。矢野経済研究所「国内XR(VR・AR・MR)360°動画市場規模予測」によると、XR技術のメディア市場は2020年に4,955億円となっており、2025年には1兆1,952億円まで伸びると予測されているのです。この調査結果からも分かるように、5G環境に切り替わり、XR技術を活用したメディアが登場することは間違いありません。そのため、早期に取り組むことで誘致に成功させることができるでしょう。

 

観光業でXR技術を活用してできること

5G環境が整備されて、XR技術を活用したサービスは普及すると予測されています。実際に、XR技術を活用して、どのようなサービスが提供できるのでしょうか?ここでは、観光業でXR技術を活用してできることをご紹介します。

キャラクターガイド

出典元:近江鉄道「鉄道むすめ「豊郷あかね」」

観光業界では、シンボルの目的としてオリジナルキャラクターを制作していることが多いです。XR技術を活用すれば、仮想通貨に存在するキャラクターを現実世界に融合することが可能です。実際に、2020年度からキャラクターガイドの活用事例は増えてきており、近江鉄道の人気キャラクター「鉄道むすめ 豊郷あかね」のキャラクターガイドは、高く支持を集めています。

(参考資料:TIS「東近江市において、XR技術を活用した観光ツアーを実施」)

XRシティ

(出典元:MoguraVR)

観光客を集めるために、XRシティを手掛ける企業も増えてきました。AR技術を活用したコンテンツが普及しており、特定の場所でスマホをかざすと3Dアバターが現れたりします。

観光施設のあらゆる場所でARコンテンツを楽しむことができれば、従来の観光とは違った楽しみを顧客に提供することができます。観光地をゲームの舞台化にすることも可能です。

(参考資料:MoguraVR「インバウンド需要無き新宿はXRで変われるか? 小田急とドコモのプロジェクトに迫る」)

希少体験の提供

出典元:月面極地検査実験A公式サイト

実生活では体験しにくい希少体験もVR・AR技術を融合すれば、仮想世界で体験できます。観光庁は、月面都市を体験できるコンテンツを制作しています。このコンテンツは、鳥取砂丘を月面に見立てて、月面都市を体験できるサービス。2021年4月以降にサービス化される予定ですが、リリース前から大きな注目を集めています。

(参考資料:JIJI.COM「月面都市を体験するARコンテンツ制作に協力」)

 

観光業のXR技術の活用事例

観光業でXR技術を採用すれば、観光客に楽しんでもらえるサービスを提供できると思った方もいるのではないでしょうか?実際に、XR技術を採用したサービスが登場し始めているのでチェックをしておきましょう。ここでは、観光業のXR技術の活用事例をご紹介します。

 

日本:XR観光バスツアー

国内でXR技術を活用した観光バスツアーが始まろうとしています。「XR観光バスツアー@横浜」は、横浜・みなとみらいエリア全体のアミューズメントを目指し、VRゴーグルを装着しながらルートを巡るツアーを開催。XRコンテンツが用意されており、バスツアーを体験しながらミステリーを紐解いていくストーリーが体験できるとして、開始前から大きな注目を集めています。この観光バスツアーは、2021年春に開始される予定です。

(参考資料:「XR観光バスツアー」実現へ! 横浜の魅力を伝えるストーリーアイデア募集中)

 

中国:国内初の5G×XRテーマパーク

2021年1月には、中国初となる5G×XRテーマパークがオープンしました。シミュレーションゲームやアトラクションにXR技術を活用することで、従来の遊びと異なる遊びが体験できると反響を集めています。実際に、このテーマパークを体験した顧客は「従来のゲームよりも、リアルな体験ができて楽しかったです」と満足度の高い声が上がっています。

(参考資料:Sky Limit Entertainment公式ホームページ)

 

米国:臨場感あるスタジアム観戦

米国では「Levi’s Stadium」のスタジアムが世界成功のファン体験ができると話題を集めています。当スタジアムは2014年に完成して、当時からIT技術が導入されていました。最先端のIT技術が導入されているため「スマートスタジアム」とも呼ばれているのです。これまでは、試合のリプレーをスマホで視聴できたり、ゲームを楽しめるデジタルサイネージが搭載されていたりしましたが、より躍動感のあるプレーが楽しめるようにXR技術が導入されると言われています。

参考資料:Qualcomm公式ホームページ

 

まとめ

観光業でXR技術を活用すれば、従来とは異なる観光サービスが提供できます。

 

[XR技術を活用して実現できること]

・キャラクターガイド

・XRシティ

・XR観光ツアー

・希少価値の体験

 

XR技術は5G環境に切り替わり、高度なインターネット接続が可能となり普及し始めてきています。そのため、早期にXR技術を活用した観光ツアーを作れば、さまざまな人から注目を集めることができるでしょう。ぜひ、観光業で誘致の方法にお困りの方は、XR技術の活用を検討してみてください。ちなみに、観光DXについてはこちらの観光DXに関する記事がオススメです。