スマートスピーカー向けのアプリ開発、音声インターフェイス(VUI: Voice Interface)や音声UXデザインの開発

恋をしている人は、睡眠時間が1時間少なくなる!?ホルモンと睡眠の関係とは?

アメリカの絵本作家ドクター・スースは、「恋に落ちると眠れなくなるでしょう。だって、現実は夢より素敵だから」と語っています。実際、切なく人を恋するときは胸がどきどきして、高揚感によって寝つきが悪いという甘酸っぱい経験は誰にでもあるもの。

そんな症状は、科学の分野からも説明できるのです。

睡眠だけではなく生活のリズムさえも崩す「恋」

 恋をするということは、なにをしていても恋しい人の面影が頭の片隅から離れないという現象です。ドキドキしたりわくわくしたり、それによって疲労感を覚えたりと、通常とは違う心持になるのが恋をしている状態なのです。こうした状態は、寝つきが悪いという睡眠の問題だけにとどまらずに、生活のリズムさえも崩してしまうパワーがあるのだそうです。

 それでは、そんな時に眠れないことと、「つらい」という感情がつながるでしょうか。「恋やつれ」という言葉もあるくらいですから、恋をしているときになんとなく元気がないのは珍しくないのかもしれません。しかし、それを見た人が色っぽいとは感じても、「体調不良」とは思わないのが恋の所以です。

幸せのホルモン「ドーパミン」が一気に刺激される

スイスのバーゼル大学の研究によれば、恋していると自覚している若者たちはそうでない人と比べると、平均して睡眠時間が1時間少ないことが明らかになっています。

 これは、生理学的にも説明は可能なのだそうです。恋によって生まれる情熱は、「幸せのホルモン」と呼ばれるドーパミンの放出を刺激するのです。ドーパミンは、満足感や意欲などポジティブな感情をつかさどるホルモンです。

 ドーパミンのほかにも、陶酔感を誘発するコルチゾール、バソプレシン、オキシトシンといったホルモンが、奔流のごとく体の中にあふれてしまうわけです。バーゼル大学の研究者の一人は、「エナジードリンクをたっぷり飲んだ時と同様の状態」と表現しています。

 この状態で安らかに眠りにつこうというほうが、無理というものですね。

副作用のない「麻薬」のようなもの、それが恋

 気持ちの良い睡眠が心の安定や平安から得られるのだとしたら、ジェットコースターに乗っているような恋愛中の精神状態は、決して安眠のためのプラスではありません。

 研究者たちはしかし、それを「副作用のない麻薬」のようなものだと説明しています。つまり、一時的な高揚感はあってもそれは非常に自然なことであり、通常よりも1時間睡眠時間が減ったところで体調に大きな影響はないというわけです。

最後に

 この恋が成就するかしないか、それは不安をかきたてる思いであるとともに、ときめきとも無縁ではありません。

 人間の自然の感情として、恋愛中に眠れなくなるほど熱い想いを抱けることはやはりとても幸福なことではないでしょうか。燃え上がった恋情は燃えたままにしておくのが自然にかなっています。なにしろ、恋とは夢よりも素敵な現実、なのですから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です