スマートスピーカー向けのアプリ開発、音声インターフェイス(VUI: Voice Interface)や音声UXデザインの開発

「ストレス」と「不眠」 その悪循環を断ち切るためにできること

ストレスが原因で眠れない。

眠れないから、ますますストレスがたまる。

現代人が抱える悪循環のひとつです。人生の中で起こる衝撃や悲しみをきっかけに、不眠症に陥り、ストレスと不眠の悪循環に巻き込まれる人は少なくありません。

もはや世界中に蔓延するこの負のスパイラルを断ち切る方法はあるのでしょうか。

職を失う危険性さえもはらむ「不眠症」

 2016年に『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』に発表された非常に興味深い「不眠」に関する記事があります。

 フランスのパリ・デカルト大学が1300人の職を持つ成人に対して行った調査では、「不眠」は職業のキャリアに損害を与えたり、燃え尽き症候群を発症する原因にもなりうるという結果がでました。また、職場で強いストレスにさらされた人は、容易に不眠症になりうるというまさに悪循環を実証する研究結果でした。

年齢を重ねるごとに増える「不眠症」

 フランスの隣、イタリアの睡眠医学協会の調査によれば「不眠症」を患う人、患ったことがある人は、実に成人の3分の1にも上るという結果が出ています。この場合の不眠とは、入眠が困難であること、夜中に何度も目が覚めてしまうこと、眠ったつもりなのに疲労感が残っていることなどの症状をさします。

 老化現象のひとつとはいいきれないものの、年齢を重ねるごとに「不眠」に悩む人はおおくなります。とくに、更年期の女性は一時的及び慢性的な不眠に悩み、生活の質自体が低下してしまうという結果になるのです。

 そして、不眠の原因のひとつであるストレスは、精神を緊張させて不眠以外にもパニックや鬱病などさまざまな疾病を生み出してしまうのです。

週末にまとめて9時間寝ても解決にはならず

寝不足が蓄積して疲労困憊、それならば週末に寝だめをしようと思う方も多いでしょう。

 しかし、お昼近くまで9時間寝ても不眠症を改善することは難しいといわれています。

 睡眠学会は、ストレスと上手に付き合い健全な睡眠を促進するためのいくつかのアドバイスを発表しています。

  • 寝室にはテレビ、タブレット、携帯電話をもちこまない。
  • 就寝前には、仕事や勉強はしない
  • 1時間ほどゆっくりと入浴をする
  • 寝室は「睡眠だけ」の目的に使用し、あまり早い時間にベッドに横にならないようにする。

また、入浴の際には神経を休めてくれる「ロックローズ」「チェリープラム」などのエッセンスを垂らすのがおすすめ。

就寝前に、カモミールティーや西洋サンザシなどのハーブティーを飲んで、体を温めるのも効果があるといわれています。

ストレスをリセットするために自分のためだけの1日を作る

ストレスが、あらゆる不快な症状や疾病と関連していることはまちがいありません。

 だからといって、まったくストレスがない生活など存在しないのです。要は、そのストレスとどのように上手に付き合っていくかが、健康的な睡眠のためのポイントです。

 欧州の心理学者は、そのためにリミットを超えたストレスを感じた場合は躊躇せずに自分だけのための休暇を取ることを勧めています。職場に迷惑をかけるとか、みんなが忙しいのに私だけ休みを取ってなどという罪悪感を持たずに、自分の健康と幸福のためと覚悟を決めて1日を楽しく過ごしてみてください。ショッピングに行ってもよし、おいしいものを食べに行ってもよし、あるいは大自然の中で過ごしてもよし。あなたが、本当に心地よいと思うことに1日を捧げるのです。

 こうした「メリハリ」によって生活の質が向上し、自然な睡眠も手に入れることができるのです。

最後に

 ストレスの解消、それは一口に言っても簡単なことではありません。睡眠学会では、生活のリズムを少しだけ下げて、穏やかな気分を持続することがまずは大事としています。ストレスがキャパシティオーバーになっている、と感じたらそこで立ち止まりリセットをすること。立ち直る解決法さえつかめば、不眠も怖くはないのです。

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